エアコンは本体価格だけでなく、取り付け工事や追加工事などにも費用がかかるため、「本体が安い=お得」とは限りません。
できるだけ安く購入するには、いつ・どこで買うかだけでなく、設置まで含めた総額で比較することが大切です。
この記事では、エアコンを安く購入するおすすめの時期や、実店舗・ネットショップそれぞれの買い方を紹介します。
- エアコンを購入するときに確認したい「総額」
- エアコンが安くなりやすい時期
- 実店舗・ネットショップのおすすめの買い方
- 3階建て住宅や2027年の省エネ基準変更について
エアコンは「本体価格」ではなく「総額」で比較する
エアコンを安く購入したいとき、まず注意したいのが本体価格だけで比較しないことです。
エアコン本体+標準工事+追加工事+部品代
すべての代金を含めて考えましょう。
場合によっては、古いエアコンの取り外し費や処分費などがかかることもあります。
さらに設置場所によっては、
- 穴あけ工事
- 配管の延長
- 高所作業費
- 室外機の特殊設置
- ダクトなどの部品代
つまり、
「10万円のエアコン=10万円で設置できる」
とは限りません。
エアコンを比較するときは、「本体がいくらか」ではなく「設置まで全部でいくらかかるのか」を確認しましょう。
つむりん本体価格だけを見て決めると危険だね。
あとから追加費用がかかることも。



エアコン工事は全部合わせた費用で比較しましょう
「標準工事費込み」か「工事費別途要」か確認する
たとえば、エアコン売り場で同じ10万円のエアコンが並んでいたとします。
性能やデザインはほぼ同じ場合、あなたならどちらを選びますか?





もちろん「標準工事費込み」を選ぶよ



そうだよね。
でもこうした「標準工事費込」「工事別途要」の表示は、
値札の下に小さく書かれていて、見落とすことも多いよ。
しっかりチェックしてね。
エアコン購入時に確認したい費用
| 費用 | 確認するポイント |
|---|---|
| エアコン本体 | 本体価格はいくら? |
| 標準工事 | 本体価格に含まれている? |
| 追加工事 | 穴あけ・配管延長・高所作業などは必要? |
| 部品代 | ダクトの延長などで、追加料金はいくら? |
| 取り外し費 | 古いエアコンがある場合に必要? |
| 処分費 | 古いエアコンの処分費はいくら? |
エアコンはいつ買うと安い?
エアコンは一年中同じ価格ではありません。
できるだけ安い時期を狙って、購入を検討しましょう。



エアコンの安い時期をチェックしてみよう
エアコンが安くなりやすい月カレンダー
| 月 | おすすめ度 | ポイント |
|---|---|---|
| 1月 | ★★★★★ | 初売り・福袋をチェック |
| 2月 | ★★★★☆ | 冬のセール・旧モデルをチェック |
| 3月 | ★★★★☆ | 決算セールをチェック |
| 4月 | ★★★☆☆ | 夏前で比較的選びやすい |
| 5月 | ★★★☆☆ | 本格的な暑さの前に購入 |
| 6月 | ★★☆☆☆ | 需要が増え始める |
| 7月 | ★☆☆☆☆ | 夏の繁忙期。工事予約にも注意 |
| 8月 | ★☆☆☆☆ | 需要が高い時期 |
| 9月 | ★★★★☆ | モデルチェンジ時期をチェック |
| 10月 | ★★★★☆ | 旧モデルが安くなることも |
| 11月 | ★★★★☆ | 秋冬のセールをチェック |
| 12月 | ★★★★☆ | 年末セールをチェック |
特にチェックしたいのは、1月と9~10月。
1月は家電量販店の初売りや福袋が開催されるため、タイミングが合えばお得に購入できます。



2台代目30%オフ、3台目50%オフなんてセールもあったりします。
9~10月は、モデルチェンジなどによって旧モデルが安くなることがあります。
正月近くに買うなら、実店舗の初売り・福袋をチェック
購入時期が正月なら、実店舗での購入がオススメ。
他の時期と比べて、圧倒的に安い場合が多いです。
家電量販店の初売りや福袋をチェックしましょう。



購入時期が正月なら、
実店舗でのエアコン福袋でほぼ決まり!
ネットショップなら「国内メーカーお任せ」が狙い目
一方で、購入したい時期が実店舗のセール対象時期でない場合、いろいろ探してみた中で、特におすすめなのが楽天市場にある「国内メーカーおまかせ」のエアコンです。
標準工事も込みで、国内の主要メーカーのエアコンが届くので、お得にエアコンをゲットできます。



我が家は、三菱の霧ヶ峰が届きました。
普通にその商品を指定して購入するよりもお得でした。



商品が届くまでメーカーが分からないから、ドキドキだけどね。
「ダイキンがいい!」「三菱がいい!」「シャープがいい」などのこだわりがないのであれば、迷わず選択したい商品です。
【6畳】
【8畳】
【10畳】
※お店内に、他の畳数も販売されています。ぜひチェックしてみて下さいね。
オススメポイント1:国内有名メーカー
ダイキン、三菱、シャープ、日立、パナソニックなど、国内有名メーカーのエアコンがお任せで届きます。どのメーカーが来るかはわかりませんが、その分お得にエアコンを購入できます。
オススメポイント2:工事保証3年
工事保証3年が標準で付いてきます。
製品自体の保証については、通常のメーカー保証もついてきます。
さらに有料オプションで、製品保証を10年にまで伸ばすこともできます。
オススメポイント3:工事費用の目安がわかる
エアコンと工事、すべてこのお店で完結。
工事費用の目安もシミュレーションできるので、おおよその工事追加料金を把握したうえで注文できます。
とはいえ、現場の状況で追加費用は多少増減するので、予算に余裕を持たせて注文しましょう。
予算内で購入したいなら「本体」と「工事」を分ける方法も
エアコン本体と追加工事費を計算してみて、どうしても予算内にならない場合は、エアコン本体をネットショップで購入し、工事は別の業者に依頼するという方法をとることもできます。
「本体」と「工事」を分けるメリット
少し手間はかかりますが、本体と工事を別々に発注することで、それぞれ安いところを選べる可能性があります。
特殊な環境にエアコン設置する場合などは特に、あらかじめ工事業者に、家の外観写真と室内写真を送付し、工事見積りを出してもらいましょう。
そうすると、工事代と部品代の大まかな金額が分かるので、工事当日に高額な請求に驚くリスクを減らせます。



我が家は3階に設置する際、ダクト延長や高所工事などの追加費用がかかりそうだったため、あらかじめ工事業者に見積りをしてもらいました。



2社見積りをとって、安い方にお願いしたんだよね。



見積り金額+当日の追加部品代だけで済みました。
見積もりより数千円多く支払ったのみでした。
「本体」と「工事」を分けるデメリット
ただし、デメリットもあります。
エアコンに不具合が起きたとき、「本体の故障なのか?」「取り付け工事の問題なのか?」という判断が必要になることがあります。
本体と工事を同じ販売店に任せていれば相談先がひとつですが、別々に購入すると、故障時の責任の所在があいまいになる可能性があります。
「本体」と「工事」を分ける?分けない? まとめ
購入後の安心感を重視したい、注文は一カ所で済ませたい、標準工事などの簡単な工事内容であるなら「本体+工事を同じ販売店に依頼」するといいでしょう。
一方で、価格をできるだけ抑えたい、特殊な工事内容があるなら「本体+工事を別々に比較」も検討に入れるといいでしょう。



エアコン本体だけを買うときは、「標準工事費」のついていないものを探すと安く買えるよ。
3階建てのエアコンは「高所作業費」まで考える
さて、我が家は3階建てのため、エアコン設置にかなりのお金がかかったので、その体験談も書いておこうと思います。我が家のように、2階以上の高所にエアコンを設置する場合は、ぜひ参考にしてくださいね。
特に覚えておきたいのは、次の3つです。
高所のエアコンはまとめて購入
3階に複数台のエアコンを設置する予定なら、1台ずつ小分けにするより、まとめて購入できないか検討しましょう。
高所作業では、エアコンを1台設置しようが2台設置しようが、高所作業費+追加人件費は同じ金額の場合も。
たとえば、将来的に3台エアコンを買う予定なら、一気に3台設置してしまった方が長い目で見てお得な場合もあります。



ちなみに夏の3階は灼熱状態になるよ。
3階の部屋はエアコン必須!



我が家はエアコンを2回に時期をわけて購入。
高所作業代を2度払うことになり、数万円単位で損してしまいました。
高所作業を伴うエアコンは、まとめ買いがオススメです。
建築中・リフォーム中なら足場があるうちに
新築やリフォーム中などで足場がある場合は、セール時期を待たず、足場があるうちに工事を依頼しましょう。
足場がなくなったあとに高所作業が必要になると、追加費用がより多くかかる可能性もありますし、そもそも設置できなくなる可能性もあります。
脚立を立てて設置できる場合はまだいいですが、そうでない場合はセール時期を待つのは厳禁です。



足場があるなら、セール時期を待たずに、足場があるうちに設置してしまおう。
脚立を使う場合はスペースを確認
脚立で3階にエアコンを設置する場合は、脚立を安全に立てられるスペースがあるかを事前に確認しましょう。
我が家の場合は、3階のエアコン工事で脚立を立てるために、隣の家の敷地スペースが必要でした。
自宅の敷地だけではスペースが足りないケースもあるので、工事前に確認しておくと安心です。
隣家の敷地を借りる必要がある場合は、工事日程を事前に伝えてお願いしておきましょう。



脚立は斜めに立てかけます。
それなりに広いスペースが必要です。
2027年から「格安エアコン」は減る?
これからエアコンを購入するなら、2027年4月からの省エネ基準の引き上げについても知っておきたいところです。
「2027年から格安エアコンがなくなる」と聞いたことがある人もいるかもしれません。
ただし、2027年4月から安いエアコンが一斉に販売禁止になるわけではありません。
一方で、現在販売されている低価格帯のエアコンの中には、新しい省エネ基準への対応が難しい機種もあります。
内閣府は、低効率機種の製造・販売が縮小・終了する可能性が高く、相対的に価格帯の高い製品が市場の中心になる可能性を示しています。
つまり、
「2027年になったら格安エアコンが全部なくなる」わけではないけれど、今のような低価格帯の商品が減る可能性がある
ということです。



価格重視なら今のうちにチェックしておくのもアリ!
エアコンを安く購入するなら、条件に合わせて選ぼう
ここまでの内容をまとめると、次のようになります。
| 条件 | おすすめの買い方 |
|---|---|
| 正月近くに購入予定 | 家電量販店の初売り・福袋をチェック |
| メーカーにこだわらない | 国内メーカーお任せの商品 |
| 保証・トラブル対応を重視 | 本体+工事を同じ販売店で購入 |
| 3階など高所作業あり | 高所作業費まで含めて比較 |
| 新築・リフォーム中で足場あり | 足場があるうちに工事を検討 |
| 3階に脚立で設置 | 脚立を立てるスペースを事前確認 |
| 複数台を高所に設置 | まとめて購入がお得 |
| とにかく安いモデルが欲しい | 2026年中の低価格帯モデルもチェック |
まとめ|エアコンは「設置までの総額」で比較しよう
エアコンを安く購入したいなら、本体価格だけで比較しないことが大切です。
見るべきなのは、
エアコン本体+標準工事+追加工事+部品代
を合わせた「総額」です。
「いつ買うか」だけでなく、「どこで買うか」「どんな工事が必要か」まで考えて、自分の家に合った購入方法を選ぶといいでしょう。
この記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。



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